サービス部・副部長
サービス部
— 現場と伴走する開発のリアル
「これ、いつかやらないといけないとは思っているんですが……」
そんな一言から、プロジェクトが動き出すことは少なくありません。
きっかけは“明確ではない課題”

横関
正直なところ、「内製化支援をお願いします」という形でご相談いただくことはほとんどありません。
多くは「システムが古くなってきた」「このままでいいのか不安」といった、漠然とした悩みから始まります。

阿部
実際にあったのは、小売業のお客様で「今は困っていないけど、将来的に不安」という相談でした。
詳細を伺うと、機能的には問題ない。ただ、老朽化していて、いつか手を入れないといけない。でも優先度が低くて、ずっと止まっている——そんな状況でした。
「何から始めればいいか分からない」に応える

横関:
そういうケースでは、まず課題の棚卸から一緒に行います。
「なぜ止まっているのか」「本当に優先度が低いのか」などを整理しながら、どこから手をつけるべきかを考えていきます。
阿部:
技術的な話に入る前に、現場の運用をしっかり理解することが重要です。
どう使われているのか、どこにリスクがあるのか。そこを把握しないと、最適な解決策は見えてきません。
“一緒に考える”ことで生まれる信頼
横関:
今回の案件では、開発に入る前の段階から一緒に検討を進めていました。
その結果、「最初から考えてくれる会社」という信頼を持っていただけたのが大きかったと思います。
阿部:
単に「作る会社」ではなく、「一緒に考えるパートナー」として関われたことが、選定のポイントになったと感じています。
最大の難しさは“見えていない課題”
横関:
お客様が最初に話してくださる課題は、あくまで表面的なものが多いです。
本当に重要なのは、その裏にある本質的な課題。それを引き出すのは簡単ではありません。
阿部:
だからこそ、私たちはお客様とのコミュニケーションを一番に考えています。
コミュニケーションから信頼関係を築き上げていかなければ、課題の本質にたどり着けませんし、正しい結果をお示しできないと考えるているからです。
「全部変える」ではなく「最適に変える」

阿部:
システムのリプレースでよくあるのが、「全部新しくする」前提の提案です。
ただ、それだと現場の負担が大きくなりすぎることもあります。
横関:
そうですね。私たちは、残せるものは残すという考え方を大切にしています。
例えば、まずはクラウド化だけ行い、運用は大きく変えない。その上で徐々に改善していく。そういった段階的なアプローチです。
阿部:
実際に使うのは現場の方々ですから、システムの急激な変化は事業リスクに繋がってしまいます。
いつもの「使い慣れた感覚」を大切にしながら改善することで、スムーズなシステム移行となるように心がけています。
すべての開発は“伴走型”で進む
横関:
当社のすべてのプロジェクトは、お客様へのヒアリングから始まり、課題整理、提案、開発へと進みますが、そのすべてのフェーズでお客様と伴走しながら進めていきます。
阿部:
開発中も、定例ミーティングだけでなく、必要に応じてすぐにやり取りできる体制で対応します。
緊急性の高い課題はもちろん即対応、緊急性が高くない課題は管理して共有する。スピードと正確性のバランスを意識しています。
社内の知見を横断的に活用
横関:
当社の強みの一つは、分野ごとの専門性を持つメンバーが多いことです。
小売業に関わる分野だけでも会員情報やポイント、ハウスマネーを管理する基幹システムやレジなど、それぞれの知見を組み合わせて最適な解決策を導きます。
阿部:
資格取得も積極的に行っているので、新しい技術に応じて専門知識を蓄えたメンバーが多数在籍しています。
社内横断的にノウハウを共有しているので、まずはご相談を気軽に頂きたいです。
成果を実感できた瞬間

横関:
印象的だったのは、ポイント統合のプロジェクトです。
グループ内でバラバラだった仕組みを統合し、「使いやすくなった」と言っていただけたときは、大きな達成感がありました。
阿部:
私は正直、「ホッとした」という気持ちが一番でした。
どれだけテストしても、本番で何が起きるか分からない。その中で、問題なく動き、評価をいただけたときは安心しました。
「まずは相談してほしい」
横関:
私たちは、「開発だけを請け負う会社」ではありません。
課題が曖昧な状態でも構いません。一緒に整理し、最適な形を考えていきます。
阿部:
「これって相談していいのかな?」という段階でも大丈夫です。
そこから一緒にスタートできるのが、私たちの強みだと思っています。
